港町チヴィタヴェッキアにある
日本聖殉教者教会
港町チヴィタヴェッキアにある 日本聖殉教者教会
ローマから北に車で約1 時間、ティレニア海沿いの港町チビタヴェッキアに日本殉教者教会があります。
この教会をご存知の方は少ないかもしれませんが、私たちは立ち寄ることを是非お勧めです。
教会はフレスコ画で囲まれ 特に明るい紺色の着物姿でイエズス様を抱いたマリア様は毅然とした中に優しい親しみを私達にくださいます。
教会見学の後は海辺の散歩はいかがでしょうか? 昼食は海の香りいっぱいのお食事をお楽しみください。
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日本聖殉教者教会の歴史は1615 年10 月18 日 支倉常長を副使とする遣欧使節団にさかのぼります。
1864 年 – 支倉常長ゆかりの地チヴィタヴェッキアにあるフランシスコ会修道院の聖堂を《日本聖殉教者教会
(CHIESA DEI SANTI MARTIRI GIAPPONESI)》と名付けて改修し、献堂。この時の改修は、現地の
イタリア人職人の手で行われた為 日本26 聖人の風体や服装が中国人とほとんど変わらない無国籍のものだったと
言われています。
第二次世界大戦で、港がナチス=ドイツの潜水艦基地となり連合軍の激しい空襲で、この教会もひどい被害を受け
ました。 終戦後、日本人画家“長谷川路可”が-金山政英駐バチカン代理公使に面会、《日本聖殉教者教会》の
内装を依頼され1954 年現在のフレスコ画が完成しました。